メタボ予備軍の人には動機づけ支援が行われます

特定健診と質問票の結果、メタボリックシンドローム予備軍など、生活習慣改善の必要性が高いと判断された対象者については、対象者が自ら生活習慣を振り返り、行動目標をたてることができるよう「動機づけ支援」が行われます。内臓脂肪増加と検査データの悪化との関係について理解を深め、体重が増加してきた背景を考え、すぐに実行できる行動目標を立てていきます。

この動機づけ支援では、はじめに面接を行い、それから6ヵ月後に実績評価を行うことになっています。面接は個人支援の場合は1人当たり20分以上、グループの場合は8人以下で80分以上の時間が必要とされています。具体的に実施される内容は以下の通りです。

1.生活習慣と健診結果の関係の理解や生活習慣の振り返り、メタボリックシンドロームや生活習慣病に関する知識と、対象者の生活が及ぼす影響などから、生活習慣の改善の必要があることを説明します。

2.生活習慣を改善するメリットと現在の生活を続けるデメリットを明確にします。

3.食事、運動などの生活習慣の改善に必要な実践的な指導を行います。

4.対象者の行動目標や評価時期の設定を支援するとともに、必要な社会資源を紹介し、有効に活用できるように支援します。

5.体重及び腹囲の計測方法について説明します。

6.生活習慣を振り返ること、行動目標や評価時期について話し合います。

7.対象者とともに行動目標及び行動計画を作成します。

なお、6ヵ月後の評価は、面接または電話もしくは電子メールなどの通信で対象者から身体状況や生活習慣について変化があったか否かを、直接、確認することになっています。

メタボリックシンドロームに該当すると判断された人に対しては、動機づけ支援ではなく、行動目標の達成を支援し、確実な行動変容を目指す「積極的支援」が行われます。

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