メタボ顕在化リスクの高い人には積極的支援が行われます

特定健診と質問票の結果から、メタボリックシンドロームの顕在化リスクが高いと判断された人には、積極的支援が行われます。積極的支援の目指すところは、動機づけ支援に加えて、定期的・継続的な支援により対象者が自らの生活習慣を振り返り、行動目標を設定し、目標達成を向けた行動に取り組みながら、プログラム終了後にはその生活が継続できるようにすることです。

はじめの面接形態は、動機づけ支援と同じく、個人支援の場合は1人当たり20分以上、グループの場合は8人以下で80分以上の時間が必要とされていますが、面接の際、「特定保健指導支援計画」といって、対象者の行動変容を踏まえた実現性のある行動目標及び行動計画を作成することになっています。

この計画を元に3ヶ月以上継続して「支援A(積極的関与タイプ)」「支援B(励ましタイプ)」といった形態で支援していくことになります。支援内容は以下のようになっています。

支援A
1.生活習慣の振り返りを行い、行動計画の実施状況の確認や必要に応じた支援を行います。

2.栄養・運動などの生活習慣の改善に必要な実践的な指導を行います。

3.中間評価を行った後、取り組んでいる実践と結果についての評価と再アセスメントを行い、必要時、行動目標・計画の設定を行う。

支援B
行動計画の実施状況の確認と確立された行動を維持するために賞賛や励ましを行います。

なお、「支援A」「支援B」は、それぞれポイント制になっており、両方合わせて180ポイントに達するまで支援することになっています。例えば、行動計画の実施状況に基づいた電話支援(電話 A)では15ポイント、電子メールで行動計画の実施状況の確認や励ました場合(e-mail B)は5ポイント、といった計算になります。

これらの電話支援、電子メール支援などにおけるポイントの算定要件の詳細は、厚生労働省健康局の「標準的な健診・保健プログラム(PDF形式)」の93ページを参照になさってください。

そして6ヵ月後には、設定された行動目標が達成されたか、身体状況や生活習慣に改善が見られたかについて確認を行い、支援の効果を評価します。

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